神社のはてな / みんなでまなぼう!神さまのこと。神社のこと。
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同じおふだ・・・? 伊勢神宮におまいりしよう!日本人のこころのふるさと
伊勢神宮(正式には「神宮」という)は三重県伊勢市にあり、むかしからわたしたち日本人のこころのふるさととして、たくさんの人たちがおまいりして大切にしてきた神社だよ。
「お伊勢さま」ともよばれ、親しまれているよ。
二十年に一度、社殿(たてもの)などを新しくたてかえ、神さまの道具や宝ものも新しくする式年遷宮のおまつりがおこなわれているよ。

●伊勢神宮にも神だなと同じおふだが?
伊勢神宮の札所にも神だなにおまつりする神宮大麻と同じようなおふだがあるよ。
「伊勢神宮でおふだを受ければ、氏神さまからは受けなくていい」という人がいるけど、ちょっとちがうんだよ。
伊勢神宮で直接受けるおふだはおまいりした個人としてのおふだなんだ。
それに対して、氏神さまを通して配られる神宮大麻は日本にくらすわたしたちを氏神さまを通して天照皇大御神さまが見まもってくださるおふだだから、こちらもおまつりすることが大切なんだ。

参考 伊勢神宮にまつられている神さま
伊勢神宮には125の神社があり、たくさんの神さまがおまつりされているんだよ。
中でも中心となる神社が皇大神宮(内宮)豊受大神宮(外宮)だよ。
●皇大神宮(内宮)
皇大神宮(内宮)には天照皇大御神さまをおまつりしているよ。
天照皇大御神さまは皇室の祖神さまであり、お日さまのようにすべてのいのちにめぐみをあたえてくださる、日本の神さまの中心的な神さまだよ。
●豊受大神宮(外宮)
豊受大神宮(外宮)には豊受大御神さまをおまつりしているよ。
豊受大御神さまはお米などの穀物や農作物の実りの神さまだよ。わたしたちに食べ物のめぐみをあたえてくださっているよ。

参考 式年遷宮のおまつり
御木曳でひかれる御用材 伊勢神宮では、二十年に一度、社殿(神さまがおすまいになるたてもの)を新しくたてかえ、神さまが「おひっこし」されるおまつりがおこなわれているよ。このおまつりを式年遷宮というんだよ。
式年遷宮では神さまの道具や宝ものなどもすべて新しくされるよ。
「たった二十年で社殿をとりかえちゃうの?もったいないなぁ~」とおもう人もいるよね。
でも、式年遷宮はいつもわかわかしくあることを意味する大切なおまつりで、大工さんの技術をつたえていくためにも必要なんだよ。
それに古い材木は全国の神社などにわけられ、つかわれるんだ。むかしの日本人が考えたリサイクルだね!